本業をしながら副業をして年収のアップや、スキル経験のアップを目指している方も多いかと思います。
ほとんどの方々は「副業」と言うくらいなので、本業の年収を補填するような立ち位置で副業を始めた方が多いですが、中にはその副業がうまく行き過ぎたり、好きになってしまって、本業をやめ、副業が本業になってしまった方もいます。
そこまで行くともはや起業になってしまいますが、そうやって起業した会社も少なからずあります。
ここでは、特に海外の事例で、本業をしながらやっていた副業から起業してしまったビジネスについてご紹介します。これから副業を始めるにあたりアイデアを探している人、将来起業を考えている方にはおすすめです。
元OLがグラフィックデザイン会社を起業
クリスティン・ベリー|ミスデザインベリー
http://www.missdesignberry.com/
クリスティンさんは薬品会社で広告担当として本業をしていましたが、副業としてグラフィックデザインのスキルを学び、自作の製品をネットなどで売っていました。
最初はネットショップなどで販売していたのですが、どんどん収入が上がっていき、2年後にはアルバイトまで雇いながら副業を続けていたようです。
そして、ついには本業を退職し、デザイン一本で行くことにきめ、上記のサイトをオープンしました。
今では20人以上の従業員をリモートで抱え、サイトを介したデザインビジネスを展開しています。
元サラリーマンがリストラを期にデザインを学び、デザイン会社を起業
スコット・カルース|フィロソフィーグループ
https://philosophie.is/
スコットさんの本業は投資銀行勤務のサラリーマンでした。ビジネススクールを卒業し、順中満帆に見えていたキャリアでしたが、リーマンショックを期に職を失ってしまいます。
最初は、フリーの会計士などで生計を立てていましたが、特にやりたかったことではなかったので、自身でウェブデザインの学校に通う事になったようです。
そして、本業で得た収入を副業のデザイン業の開業資金として、フィロソフィーグループを立ち上げます。
8年たった今では40人の従業員を抱える革新的な企業と成長しました。
スコットさんいわく、副業は、本業を失った時のリスク対策としても有効で、新しいビジネスに失敗しながら挑戦できるやり方だとおっしゃいます。
クラウドソーシングのライターがマーケティング会社を起業
ジュリー・エワルド|インプレッサソルーションズ
https://impressasolutions.com/
ジュリーさんは、本業をライターとしてクラウドソーシングサイトでライティングの仕事をしていました。
ただ、現状に満足せず、多くのクライントを満足させようと新しいマーケティングスキルやライティングスキルを学んで行き、ブログやウェブサイトで発信していました。
徐々に個人でも案件を獲得できるようになり、さらなる拡大を目指して従業員を雇い、インプレッサソルーションズというマーケティングエージェントを設立します。
そこで、顧客のコンテンツマーケティンの請負や、ジュリーさんと同じような若いフリーランサーを教育する事で収益を得ています。
副業でDJをしていたサラリーマンがDJ会社を起業
アマーニ・ロバーツ|アマーニエクスペリエンス
http://www.amaniexperience.com/
アマーニさんはごく一般的なサラーマンを本業としながら、副業をしてDJ活動をしていました。
DJなので主な活動時間は夜や、週末で、副業の方でも様々な人脈を拡大とDJのスキルアップに努めていました。
数年後副業DJだけでも、本業の約半分の収入をえることができ始め、DJを本業にすることを決めます。
DJ会社として、アマーニエクスペリエンス社を立ち上げ、ミュージックビデオやCMの作成、DJ活動、若手DJの育成を主な活動として売上を上げています。
ライターがペットシッターの才能に目覚め個人開業
メラニー・ルイス|ペットシッター
メラニーさんはライターとして活動していましたが、友人の紹介でペットシッターの副業をやることに。
はじめてペットシッターの副業をやった時にメラニーさんはその才能に気づきました。すっかり気に入ってしまったとのことです。
まだまだ市場は小さいペットシッター業界ですが、今拡大傾向にあり、それに目をつけたメラニーさんは他のシッターよりもより良いサービスを提供していました。
数年後メラニーさんの予定はペットシッターの予約でいっぱいになり、本業のライティングもやめ、ペットシッターを主な仕事とします。
メラニーさんいわく、とにかく迷っていないでいろいろなことに挑戦するべきだということです。
メラニーさん自身それまでアルバイトでペットシッターをやるまでその才能に気付かなかったので、やってみてはじめて分かることは多いです。
最後に
以上海外の実際に起業に繋がった副業事例でした。
種類も、デザイン、マーケティング、DJ、ペットシッターと様々なアイデアがありました。
上記の方々ははじめから起業を目指していた方々ではありません。本業の補填としてやっていた副業がうまくいき、ビジネスとして大きくしていった結果に起業があっただけです。
副業は本業の補填として、給与アップやスキル経験アップも見込める良い事例かもしれませんが、もしかしたらその副業将来大きなビジネスとなるかもしれません。
提供元: 副業情報ブログ
実際に起業に繋がった副業アイデア事例5集